アリストのブログ_意味がある文章

生活の中で考えたこと、本の話等。INTJ。I am my choices.

『十六の墓標 炎と死の青春』の感想等_異常と普通の混在・近さが不気味でもあり興味深い。

『十六の墓標 炎と死の青春』は連合赤軍中央委員会副委員長等を務め、死刑判決を受けた永田洋子の著書。1970年前後の日本国内での極左テロリストグループのあり方が描写されている。当時を生きていない自分からしても、非常に興味深く読めた。今年読んだ本の中で5本の指に入る面白さ。

十六の墓標〈上〉―炎と死の青春 (1982年) | 永田 洋子 |本 | 通販 | Amazon

 共産主義的な活動や、テロリズムに特に興味がない人でも、人間や社会に興味があれば面白く読めると思った。何が人々を不合理な行動や、残虐な行動に導いたのか。人の人生とは何なのか、考えさせられる。

 革命を起こすために銃を奪う、交番を襲撃する、離脱した仲間を処刑する等、最近の日本ではあまり表沙汰になることがないような話が、50年前頃には起きていた。そう思うと時代の移ろいの早さを感じさせられるし、知られるべき過去の多くの物事が今を生きる若年層には認知されていないとも思わされる。

 自分が読んだ感想としては、極左テロリスト達の狂った異常な世界をのぞき込むというよりかは、比較的普通の人達も想像したより簡単に恐ろしいことをしてしまう、という見方をしたほうがより興味深く思える。

 著者は中学三年の終わり頃から「人は何のために生きるのか」ということを考えていた。世の中には「何のために生きるのか」ということを考えずに暮らせる人と、考えずには生きられない人がいる。考えずに生きられる人は、それはそれで幸せなのだろう。考えたくなってしまう人は、その問いに対しての答えにより生き方を定義していくことになる。

 永田さんの場合は、その問いに対して主体的に答えを見つけられず、出来合いの思想・組織の中で自分が期待されている役割を発揮することを、自分の生の意味としてしまったのではないかと思った。押井守監督もどこかで話していたが、自分のテーマを持っていない人は、テーマを持っている誰かに使われてしまう。自分のストーリー・テーマを持って生きたいと改めて思った。

 大学時代から共産主義的な活動に参加していき、大学を離れても共産主義グループに属し、労働運動や反戦運動等の政治的な運動に身を投じていく著者。政治的な意義よりも、各グループの党派性が強く、個人の権力欲や承認欲求に組織が振り回されていく様子の描写も興味深い。そもそも人は感情の生き物で、組織も人が作るものなのだから、大体の組織というのは不合理なものと考えておくのが丁度よいのかもしれない。それは極左のテロリスト集団の話だけではなく、株式会社のような身近な組織体についても言えるのでは。

 革命を目指したグループの中での出来事ではあるが、性欲の話や恋愛の話等、ある種人間として切り離せないようなものが出てきたり、異常な世界をのぞき込むことで、むしろ普遍的な人間の姿を描いているように感じさせられる。

 離脱した仲間を処刑する等、残虐なことが行われていく中で、山菜の天ぷらを美味しく味わったり、逃亡先の北海道の景色を美しく感じたりするテロリスト達。実際、人間はそういうもので、異常と正常の境目は多くの人が考えているよりずっと曖昧なんだろう。

 

 

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西安を旅行した感想等、始皇帝や遣唐使達はどう生きたのか。2023

2023年6月に西安を3泊4日で旅行してきた感想等。兵馬俑や大雁塔などの世界遺産スポットや、日本の歴史とも関わる青龍寺(空海が学んだとされる寺)、西安事変記念館等も見てきました。写真も貼ります。歴史に興味がある人なら西安は旅行先として楽しめるはず。

 

西安旅行の行程

・1日目

仕事してから移動したので深夜に西安市中心部のホテルに泊まる。

・2日目

地下鉄とバスで世界遺産兵馬俑まで移動。兵馬俑観光後近くにある始皇帝陵を見る。

西安中心部のホテルに泊まる。

・3日目

空海ゆかりの地である青龍寺を観光。その後、世界遺産の大雁塔に上り、上から市内を見る。更に西安城壁に上り、14キロ程度の城壁を自転車で一周。(城壁の上で自転車がレンタルされている)西安市中心部のホテルに泊まる。1日で約3万歩歩いてしまった。

・4日目

西安事変記念館を観光。空港に移動し帰る。

 

■感想

兵馬俑

世界遺産だが、行っても近くで見られるわけではないため満足度はやや低かった。一人一人の顔つきや表情が違うということがよく言われるが、目視で中々見えないので、そうなるとネットの画像や動画で見たら良いという気がする。でも行かなかったら後悔していただろう。始皇帝は紀元前259年2月18日 から紀元前210年9月10日まで生きていたとされる。日本史で卑弥呼が登場する300年以上前に作られたものと考えると凄みを感じた。それだけのパワーを持っていた始皇帝はどのような気持ちで死んでいったのか。不老不死を求めていたようだが。

始皇帝

兵馬俑からバスで移動して見ることが出来る。地下の発掘は進んでいないため。見るのは始皇帝陵墓の上の地表のエリアや出土品を展示する博物館になる。一部城壁の底部が残っていたりはする。始皇帝やキングダムが好きな方には良さそうなスポット。あまり歴史に興味がない方が見ても微妙かもしれない。

青龍寺

青龍寺西安市中心に近くアクセスが良い。建物自体はほぼ完全になくなってしまったものが再建されたもの。日本で真言宗を開いた空海が師の恵果に学んだとされる地点。日本の四国からの寄付で恵果空海記念堂も建てられている。空海は日本ではカリスマ的な天才とみなされることは多いが、その人生には謎の部分も多い。中国に滞在して密教を学んでいた期間は2年程度のようだが、中国語やサンスクリット語での2年間の学習で価値ある教義を学びきれるものなのか。2年で自分は何が出来るだろうと考えされられた。また、空海が入唐した際の遣唐使船は4艘の構成だったが、半分は遭難している。当時の日本を代表するエリートインテリ達が命がけで渡航していた。現代は技術の発展により様々な領域が効率良く学べる環境が整っている。その中で自分はどう生きるのか。

・大雁塔

652年に唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典を保存するために建立したとされる塔。遣唐使の円仁も訪れたという。西安中心部に近くアクセスは良い。外から見ても中々迫力があるし、中から登って西安市を眺めることも出来る。特に歴史に興味がない方でも分かりやすく楽しめるスポット。画像だと小さいが鐘がついており、風に揺れて奏でられる音は中々良かった。余談だが、大雁塔の近くのショッピングモール正面にユニクロのロゴが掲示されていた。2023年には日本のアパレルブランドが大雁塔の横でロゴを出していると知ったら、遣唐使達はどう感じるんだろう、などという下らない妄想をした。


西安城壁

西安市中心部には今もまだ14キロ程の城壁が残されており、中々迫力がある。城壁の上で自転車が貸し出されていて、自転車に乗れば1時間半から2時間程度で一周出来る。城壁の周辺には現代的な建物や、鉄道の駅等もある。過去と現代との接合が面白く感じられた。

 



西安事変記念館

張学良等が国民党のリーダーの蒋介石を監禁して、国民党と共産党で協力し日本軍と戦うよう促したとされる西安事変。記念館は張学良が使用していた公館のエリアに建てられている。張学良が使用していた家や車も見られる。歴史に興味がある人なら見る価値があると思う。張学良は、国民党が台湾に移った後も軟禁状態が続き、合計50年程度軟禁されていたらしい。蒋介石の死後解放されたが、中国本土に帰ることは許されず、最後の10年はハワイで過ごした。 張学良 - Wikipedia

画像は西安事変前後の中国の歴史を展示していたエリアに置かれていたノートの書き込み。国民党と共産等の内戦についての展示も多いためか、他のページには台湾統一という趣旨の記載も複数あった。反日的な書き込みは意外とそこまで多くなかった印象。

■まとめ

西安は歴史が感じられる地点が多く、迫力のある建物もあるため、観光地としてはかなり良かった。自分の場合は北京を先に見ていたが、もし北京を見てない方で、特別な西安ファンではない人なら北京優先で良いとは思った。

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続けて安心な仕事はどんな仕事か_キャリア安全性

 最近はAIが云々という話や終身雇用の崩壊等により、仕事の将来性を心配する人が増えているらしい。続けて安心な仕事はどういう仕事なのか考えてみる。結論から言うと、稼ぐために他者への依存度が低く、将来的に自動化されにくいもの、経験等によりシニアがジュニアより有利になりやすい仕事が安心しやすいという気はする。営業職は強いと思う。

仕事に求めるもの

 大部分の人は働かないと生活費が支払えないので、仕事を通して得られる金銭的な報酬は重要。それ以外だと、仕事を通して人間関係が豊かになる、目的が与えられるというところはある。目的があってそこに進んでいく感覚は楽しいところもある。もし仕事がなくて完全に自由になると、自分で目的を設定して自分で進んでいかないと同じ楽しさが得られなくなる。

 お金の話以外のことを考えると複雑になるので、今回はお金の話に絞って考えてみたいと思う。下記サイトによると30以降でも2億円弱もかかるらしい。(二人暮らし想定らしい)

30歳から84歳までの55年間でかかる生活費は約1億9320万円になります。 

【30代で考える】生涯でかかるお金っていくら? - しごと計画コラム(しごと計画学校)

 

長期的に生活費を稼ぐために良い仕事の特徴

①年収・時間当たりの稼ぎが多い(短い時間で多く稼げるほうが良い)

 →これは業界や会社の年収や残業時間から分かるからわかりやすい。

②将来的にも必要とされる仕事

(AIや人件費の低い外国人に置き換えられにくい、若者に置き換えられない)

 →技術革新等によっても変わるので読みにくい。

③独立可能性(独立により、より効率的に稼げるかどうか)

 稼ぎの話は分かりやすいが、②の将来的な展望については同じ仕事でも人によって見方が分かれて、個人で違いで出そう。しかし、必要な仕事で置き換えられにくい仕事は高い報酬を貰いやすいから②の判断は重要。

 AIの話や人件費の低い外国人に仕事を取られるという話はあるが、それ以前の話で、同じ日本国内の新卒等の若手に仕事を奪われないことも大事だと思う。

 例えばデジタル広告の運用の領域(Googleの検索結果の広告を設定したりする仕事)だと法令や広告システムのアップデートが頻繁にあり、過去の知識や経験の鮮度が落ちやすい。また、結果が数値で出るため、個人的なノウハウによる成功例が会社内や業界で広まりやすく、優位性を維持しにくい。

 そういう仕事なら、一部のマネジメント層や極一部のスペシャリスト以外は、人件費の低い若手や未経験者にマニュアルを与えて稼働させたほうが効率が良い。

 それに対して営業職なら、個人の人的な関係が成果を左右するところが大きく、若手や業界未経験者に対して優位性を作りやすい。そういう意味で、若手や未経験者に追いつかれにくく、続けることで報酬を上げていきやすい構造にあると言える。業界に紐づいた人脈だから、業界自体が斜陽で潰れると直接的な価値は下がることはある。その場合もソフトスキルとしての営業力は生きるから、営業職は強いと思う。日本での仕事なら、海外の人件費の安い人材やAIがすぐに代行することも考えにくい。

 プログラマーは最近よく注目される仕事ではあるが、AIや海外人材による代行可能性という意味では、そこまで安定してない可能性もあると思う。日本人がより報酬の高いアメリカ等の企業にサービスを提供できるということは、日本より人件費が低い国からもアクセスが可能ということだろうし。

 仕事の境目はあいまいなところがあるから、営業メインの職種以外でも、営業力を上げることを意識しながら動き回ることが大事なんだろう。自分が売りたいサービスを買いたい相手をどれだけ増やせるか。自分の話を聞いてくれる人を増やすと言ってもいい。あるいは新規の人に魅力をうまく伝える力を鍛えること。

 営業力というといやらしく聞こえる人もいるかもしれないが、そういう意味では色々な場所で発信を続けるのは良い習慣だと思う。(自分は発信してもたくさんの人と繋がっているわけではないが)会社勤めの場合なら、フロント職以外でも、お客さんとの場に積極的に出てお客さんとの関係値を作っていくことか。

 もう少し抽象度の高い階層だとマーケティング力ということになるんだろう。需要はあるのに供給が足りてないところを見つけて、そこでサービスを提供していくという感覚。市場の歪みを見つけるという表現をする人もいる。

 大きな話ではないが、自分も前に某スマホゲームの解説動画でYoutubeのマネタイズに成功したことがある。そのゲームの遊んでいるユーザーの多さに対して、良質な本当に役立つ情報の供給源が不足しており、自分はそれを出すことが出来た。結果としてうまくいった。ゲームや動画投稿じゃなくても、そういう隙間を見つけて実行する力、それがマーケティング力と思う。

 業界や会社単位の話で考えると、優秀な人材が集まりやすい業界や会社はある程度決まっている。裏返せば、優秀な人材が集まりにくい業界や会社もあるということ。それならば、優秀な人材が集まりやすい業界・会社で働いた人材が、あえて不人気な業界・会社に行くことで、ブルーオーシャン的なポジションを取ることも出来ると思う。そういうポジションだからこそ、より他者に置き換えられにくく、結果として報酬も上げやすいのでは。受け入れる業界や会社にとってもメリットがある。

 そういうこともあるから、最近は今までの経験と関係なく、飛び込んだら成果が出しやすそうな業界はどこか、というようなことも考えたりしている。

 「続けて安心な仕事」という具体的な話から、「どんな能力・考え方があれば長期的に生き残りやすいか」という本質・抽象よりの話になってしまった。具体の話に戻すと、「機械・AI、海外人材、国内若手人材」に置き換えられにくい仕事が安心して続けやすい仕事。補足するなら、プロセスや評価が数値のロジックに落とし込みにくい仕事、人である必要度が高い仕事、日本でやる必要度・日本人がやる必要度が高い仕事、マニュアル等があっても若手がキャッチアップしにくい仕事、が良いと思う。

 最近は画像も動画もコードも、個人が無料で使えるサービスからAIに作ってもらうことが出来るようになってきた。対人的なやりとりも、AIで作ったガワでAI人格が行うことも将来的にはあるのだろう。でも、その段階はほかの領域より後になるはず。

 月並みではあるが、営業力とマーケティング力を高めようという結論になる。もう少し分解すると、下記の4要素か。

1. 多くの人に頼りにされる存在になる(営業力①既存のストック力)

2. 新規の人に魅力を伝えられる存在になる(営業力②新規開拓力)

3. 需要に対して供給が足りてない歪みを見つけられるようになる(マーケティング力①)

4. 歪みをみつけた後の実行力を身に着ける(マーケティング力②)

 

以上、最近考えたことでした。

 

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車なし、気候、観光、図書館から考える非東京圏での移住先_大阪が良いかも

東京以外に住んでみるならどこが楽しそうか、改めて考えてみました。私は東京出身で、2023年現在、日本国内だと東京圏以外に暮らしたことがないです。基準としては、①車なしで生活できるか、②気候条件、③観光対象の多さ、④大きめの図書館の近さを基準に検討しました。結論としては、大阪のJR難波駅西側が良さそうと思っています。

①車なしで暮らせる東京以外の都市

私は車の運転が好きじゃないのと、車関連の費用を払いたくないので、車が必須ではないエリアから考えていきます。ネットを検索すると下記の記事を見つけたので、そちらから候補を考えて行きます。

参照元日本の都市・人口ランキングTOP150 - 都市メモ

1.東京 2.横浜 3.大阪市 4.名古屋市 5.札幌市 6.福岡市 7.川崎市 8.神戸市 9.京都市 10.さいたま市 11.広島市 12.仙台市

東京圏は既に暮らしているので除外して、他の地域を見ていきます。

1大阪市 2.名古屋市 3.札幌市 4.福岡市 5.神戸市 6.京都市 7.広島市 8.仙台市

②気候条件

上記の都市の中だと、札幌市が積雪が多いのと寒さが厳しいので除外していきます。昔旅行したことがありますが、雪の上に砂利を撒きながら移動したりするのは辛いです。

仙台は北に位置しますが、地形の影響で降雪量は少ないらしいのと、冬の平均気温も東京と比べて3-4度低い程度なので、気候条件としては受け入れられる気がしています。

京都は盆地になっており、猛暑日数が都道府県別でトップ。なおかつ、地形的に風が弱く、体感温度が高いということで夏が厳しい印象です。そして冬は東京や大阪よりも寒いとされています。

札幌市が×、京都が△、他は概ね問題なさそうです。

参照元:宮城県仙台の気候(気温と降水量のグラフ(雨温図))

参照元:京都の暑さって全国トップ級? めっちゃ多い猛暑日、でも40℃超えない理由は|まいどなニュース

参照元:「京都の冬はめっちゃ寒い」って本当か 根拠データなし、京都人が言うてはるだけでは…?|まいどなニュース

③観光資源の多さ

見るものがあまり多くないなら、旅行で行けばよいとも思えます。それなので、居住先としては居住エリアと近隣のエリアで見るべきものがたくさんあるのが理想。

1大阪市 2.名古屋市 3.福岡市 4.神戸市 5.京都市 6.広島市 7.仙台市

残りの都市から考えると観光資源が豊富なのは圧倒的に京都。しかし、気候の条件がやや厳しい。下記のランキングでは、京都の次では大阪、福岡、兵庫等が並んでいる。北海道と沖縄も高いが、それぞれ最北端・最南端で他の都市へのアクセスが悪い。

参照元:旅行してよかった都道府県人気ランキング!日本国内のおすすめ観光地は? | macaroniランキング

観光資源が豊富な京都にアクセスしやすい都市という意味では、大阪と神戸が魅力的。ここまでで国内主要12都市から、大阪と神戸の2都市に絞ることが出来ました。

④図書館

下記のサイトによると、大阪には蔵書数191万冊超えの大阪市立中央図書館や、大阪府立中央図書館があり、どちらも全国で最上位クラスの蔵書数となっています。神戸最上位の神戸市立中央図書館は蔵書数87万冊程度で、蔵書数や席数から見ると大阪のほうが上回っています。実際には新しい本の借りやすさ等他に重要な指標もありそうではありますが。

参照元:全国の図書館 蔵書数ランキング(1851件)

※神戸と大阪の比較はもう少し別の観点でも検討してみたい気もしますが、ひとまず大阪前提で進めます。

 

⑤大阪内のどこに暮らすのが良さそうか

図書館に近い条件を守るために、大阪市立中央図書館か大阪府立中央図書館に近いエリアから考えていきます。車なしの条件があるため、図書館と買い物エリアのどちらも徒歩圏である必要があります。

 

1.大阪市立中央図書館エリア

調べた結果、主要駅である心斎橋駅や大阪難波駅がそこそこ近い位置にあったため、心斎橋駅や大阪難波駅と図書館の間の地点あたりに住めば、図書館にも買い物にも困らないエリアと言えそうです。

 

心斎橋駅(図書館まで歩いて20分程度)

大阪難波駅(図書館まで歩いて25分程度)

www.google.com

心斎橋は大阪の2大繁華街の一つであるミナミの北側に位置し、大阪市のメインストリートである御堂筋から一筋東の心斎橋筋商店街にかけての地域である。御堂筋を中心に老舗百貨店専門店・ラグジュアリーブランドの路面店などが集積する大阪を代表する高級繁華街   心斎橋 - Wikipedia

 

老舗や高級ブランド店が多い心斎橋と比べ、ミナミの玄関口でもある難波は多種多様な商店が混在し、雑多で賑やかな雰囲気を持つ。道頓堀と南海難波駅の間には複数の商店街が発達し、お好み焼き串カツといった大阪グルメを提供する飲食店も多く、非常に活気のある街並みとなっている。   難波 - Wikipedia

 

図書館から京都も1時間程度の移動時間のようなので、京都観光も比較的気軽にできそうです。近隣エリアの家賃も調べてみましたが、東京都心部の家賃に慣れている身からすると、特別高くはなく、魅力的に思えます。

市立中央図書館の立地が良いため、利用者が多すぎて使いにくくなるという懸念はあります。

 

2.大阪府立中央図書館エリア

市立中央図書館と比べると、大阪の中心部から離れており、徒歩圏で車なし生活で便利に過ごすのは一定の難易度があるように見えました。市立中央図書館を優先したいです。

 

⑥他に考えたほうが良さそうなこと

雇用環境(大阪は都道府県別平均年収で4位)

食べ物

関東人が行くと困ることがあるかどうか(標準語話すと苦労する?)

騒音(飛行機や電車等)

物価

税金

自然災害リスク等々。

参照元:都道府県「平均年収」ランキング…1~47位【2022年最新版】|資産形成ゴールドオンライン

 

■まとめ

色々考えてみると、私にとっては大阪暮らしが比較的魅力的に見えました。歴史的には関西エリアが文化的・政治的に日本の中心地となっていた時期が長いので、1回暮らしてみたいものです。

おそらく、ある程度の期間暮らした後は、イベントやコンテンツが多い東京圏に帰りたくなる予感はします。

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Aristoの自己紹介_INTJ_本が好き

自己紹介です。面白いと思った本も50冊ほど載せています。

 

■名前

由来は古代ギリシアの哲学者アリストテレスから取っています。車好きでも競馬好きでもないです。大学時代に岩波文庫をちょっと読んだくらいなので、難しい話は詳しくないです。

 

■Aristoの基本情報

2023年現在アラサーです。

1990~1995年あたりに生まれた、所謂ゆとり世代です。

本を読むのが好きです。ビジネス書から、歴史、小説、心理学、短歌等々色々読みます。Spoonというアプリで音声配信を実施したりもしています。

5~10年程度サラリーマンを経験。広告マーケティングと関わる業界です。

2年ほど海外暮らしも経験しています。

 

■性格

MBTIの分類ではINTJです。大体あたっているのではないかと思います。

“建築家”型の性格 (INTJ) | 16Personalities

この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプのひとつで、建築家型の人達自身、これをすべて痛いほど感じています。全人口のわずか2%を占めていて、特に女性が珍しく、全人口のたった0.8%です。自分と同じ考えを持ち、その飽くなき知的追求心や、まるでチェス試合のような駆け引きについていける人を見つけるのに苦労することが多いのです。想像力が豊かな一方で決断力があり、野心に溢れている反面、引っ込み思案で、驚くほど好奇心がありますが、エネルギーを浪費しません。

性格診断に興味がある方はこちらから受けられます。(100問ありますが)

www.16personalities.com

 

■面白かった本(50冊仮)

 

・哲学等

Yuval Noah Harari Sapiens A brief History of Humankind

マルクス・アウレーリウス 『自省録』

池田晶子『残酷人生論』

神谷美恵子『生きがいについて』

中村 元 (翻訳) 『ブッダのことば: スッタニパータ』 

プラトン『国家』

アリストテレス政治学

ホッブズリヴァイアサン

マックス・ヴェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

ヒルティ『幸福論』

バートランドラッセル『幸福論』

 

・心理学

Daniel Kahneman  Thinking Fast and Slow

スティーブン・ピンカー『人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か』

スティーブン・ピンカー『人はどこまで合理的か』

伊東明『男は三語で操れる』

 

・歴史

ジャレド・ダイアモンド 『銃・病原菌・鉄』

島田 周平『物語 ナイジェリアの歴史 「アフリカの巨人」の実態』

大村 大次郎『お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力・・・・・・はこう「動いた」』

岡本 隆司『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』

野島博之『ストーリーで学び直す大人の日本史講義 古代から平成まで一気にわかる』

平川 新『戦国日本と大航海時代 - 秀吉・家康・政宗の外交戦略』

吉田 裕『昭和天皇終戦史』

トクヴィルアメリカのデモクラシー』

ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』

 

・文学

谷 知子『百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』

原岡 文子『更級日記 現代語訳付き』 

茨木 のり子『詩のこころを読む』

俵 万智 『サラダ記念日』

トーマス・マン魔の山

夏目漱石『こころ』

村上春樹ノルウェイの森

村田 沙耶香『コンビニ人間

 

・その他

永田 洋子『十六の墓標〈上〉―炎と死の青春』

J.S.ミル『ミル自伝』

ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧 新版』

バートン・マルキールウォール街のランダム・ウォーカー』

朝倉和泉『還らぬ息子 泉へ』

渡辺 保『増補版 歌舞伎手帖』

押井 守『押井守の映画50年50本』

梅原大吾『勝ち続ける意志力』 

西岡文彦ピカソは本当に偉いのか?』

糸井 重里『インターネット的』

NHK「仕事学のすすめ」制作班『秋元康の仕事学』

佐藤可士和佐藤可士和の超整理術』

森岡 毅『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか』

森岡 毅『苦しかったときの話をしようか』

杉本貴司『孫正義 300年王国への野望』

杉田浩章『リクルートの凄い構想力』

日本戦没学生記念会きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記』

堀江貴文『多動力』

一橋 文哉『オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会』

 

■好きな言葉

Keep on asking, and you will receive what you ask for. Keep on seeking, and you will find. Keep on knocking, and the door will be opened to you. Matthew 7:7-8

 

なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える

(『夜と霧』の中でニーチェの言葉として引用されている)

 

当たり前のことを言っていたのでは、当たり前の結果しか残せない。

中田英寿

 

現実を受け入れることに慣れすぎてしまうと(歩み)が止まってしまう。それは怖いことでもある。(本田圭佑

 

Regret Minimization(後悔最小化) Amazonの創業者Jeff Bezosの考え方

 

■関連リンク

音声配信アプリSpoon(ライブ配信アーカイブに残しながら実施)

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誰でもない者として発信し続けること_音声配信やらブログやら

最近、ある人が中田敦彦氏のYoutube動画を最近見ていると聞いた。中田敦彦氏の動画は、私は前に何回か見ようとして結局短めの動画を1-2本程度見たのみだった。

なぜあまり見るようにならなかったのか考えると、1本の動画が40分前後等と長く、まとまった時間続けて画面に向かっている必要があるので、短気な自分には合わなかったのかもしれない。

そう考えると、自分がSpoonという音声配信上で残している配信アーカイブも大体毎回一時間あるので、人によっては長すぎると感じるだろう。映像なしの音声のみなので、Youtube動画より「ながら聴き」しやすいとは思うが。

そんな気付きもあり、より短い時間で簡潔に内容が伝えられ、検索性も良い文章ベースのブログというものを書き始めている。

■誰でもない者がネットで発信するメリット

実際のところ、「誰でもない者」などこの世にはいないと思うが、ここでは世間的な知名度や、既存のファン層が多くない人を「誰でもない者」ということにしたいと思う。結論から話してしまうと、インターネットの力を通して多くの人に目を通してもらえるチャンスが生まれるのがネットで発信する最大のメリットと考えている。

①自分を面白いと思う人、自分が面白いと思う人に出会いやすくなる。

オフライン(リアル)の生活というのは、会社、学校、地域、家庭等に根を下ろしたものであり、新規の新しい接触は生まれにくい。それに対して、インターネット上で発信していると、自分と物理的に遠く離れた世界中のユーザーと繋がる可能性がある。おそらく、世の中には共感できる仲間が多い比較的一般的な人と、共感できる仲間が少ない変わり者がいる。変わり者タイプはそれだけ多くの人と接触しないと、中々お互いに面白いと思う人に出会えない。そういうタイプほど発信する機会を増やし、仲間を見つけるチャンスを広げたほうがいいのではないかと思う。

②多くの人に伝えることができる

こちらは変わり者かどうかとは関係ない。同じ内容を話すにしても、多くの人が見たり聞いたりする可能性がある場所でやったほうが、影響も大きくなるし、効率も良い。

③今の自分を保存できるのが面白い(発信の不随的な価値)

これは話した内容や書いた内容を保存していく場合に限るが、過去の自分が話していた内容を今の自分が聞くのは体験として面白い。人は変わるという考えは皆理解していると思う。しかし、実際に自分自身が過去に話したり書いたりした内容をあとで見返すと、「人はこうまで変わるのか」と現実として身に染みて分かるので、本当に面白い。そうやって自分は変わっていっていると自覚することで、その後の生き方も変わっていく。つまり、過去の自分が今と違うということは、未来の自分も今と違うだろうということ。だから自分の今の好みや価値観を絶対視せずに、今や未来について柔軟に受け入れられるようになる。

■誰でもない者がネットで発信する際に困りそうなこと

①最初は見つけてもらいづらい

発信慣れしておらず、視聴者としてインターネットの人気コンテンツを見てきた人からすると、自分が発信した内容が想定より全然見てもらえなくて気持ちが落ち込むということは考えられる。普段何気なく見ているものは、インターネット上に大量にあるコンテンツの中から生き残って表示されている極一部の優良なコンテンツということは、発信する側に立たないと理解しにくかったりする。

一応、音声配信でもブログでも動画サービスでも、大抵の場合、新規で発信を始めた人は見つけてもらいやすくなるような仕組みがある場合が多い。また、根気強く続けているとぽつぽつと見つけてもらえたりもする。

自分に無理のない範囲で、ある程度の期間継続して発信してみて、続けるかどうか決めたら良いと思う。

②変な人に絡まれること

インターネットはリアルよりも幅広い層と繋がれるので中には変な人もいる。他人は他人、自分は自分という割り切りが必要と思う。ポジティブに考えると、自分はこうならなくてよかったと感じられたりもする。グレートギャツビーの書き出しの文の通りで、皆が自分と同じように恵まれているわけではない。

■発信の方法:音声か文字か動画か

①音声配信

音声配信の最大のメリットは、ライブ参加なら双方向のコミュニケーションがリアルタイムで成立し、聞きたいことが聞けることだと思っている。また、文字よりも音声による繋がりのほうが、「現実感」や「親密感」が感じやすいということはある。

その一方で、音声配信は音なので、文字ベースの文章と違って、検索して興味のあるキーワードの周辺のみ読むということが出来ない。文章を読むことと比べて、聴く(読む)ペースを自分でコントロールしにくい。音声認識により自動的に文字起こししてもらえたら、大分便利になりそうなものではある。Youtubeのような動画やSpoonのような音声コンテンツがデフォルトで文字起こしされて、動画や音声内の文字ベースでコンテンツを探せる時代が来たら、より簡単に情報が探せるようになる。

また、音声は後でまとめて聞き返すのは中々しんどい。私の配信アーカイブは2023年6月時点で115本×1-2時間程度あるが、もし聞き直そうとしたら時間がかかる。その点、文章はある程度大量に書いたとしても読み返しやすいし、部分的に読み返すということもしやすい。

②文字

今まさに文字を打っているところだが、音声配信と比べると推敲しながら書ける。自分の伝えたい内容を伝えやすいように効率よくまとめられるから、受け手としては音声配信より効率的に情報が消化できる。私も人の音声配信や動画を見る時間よりも、本等の文章を読むことのほうが多い。それは自分のペースで効率よく情報が得られるからだと思う。

人によって感覚は違うかもしれないが、恐らく文章を書くという行為は大部分の人にとって音声で発信したり、動画を投稿するより気軽に始められる。だからこそ、文字コンテンツは世の中に溢れており、埋もれやすく、見つけてもらいにくいというのが書き手としてのデメリットになるかもしれない。

私は昔ほとんど誰も読まないブログを更新していたが、2-3通長文のコメントやメールをいただくことがあった。インターネットの広い海の中の孤島ブログから、密度の濃いコミュニケーションが発生し驚かされた。そういう体験をしているから、私は発信することに前向きなのかもしれない。

③動画

動画はテロップやSEの挿入、カット編集等があり制作コストが高い。文字ベースの情報では説明しにくく、画面があったほうが説明しやすいようなコンテンツは動画が向いていると思う。2023年現在だとYoutubeは収益性が高い。本当は文字で伝えてもらったほうが良いものまで動画化されてしまい、文字情報の供給が減っているように思えるのは、文字情報の消費者としては少し残念に思える。

私はYoutubeチャンネルの収益化も一度成功したが、そのチャンネルのコンテンツに興味を失ってしまい止めてしまった。供給が少ない分野だったので、そこそこの人数の方に頼りにしてもらえコメントもたくさんいただけたのは楽しかった。

■まとめ

私は子供の頃から人と関わるのはあまり得意ではなく、今でもオフラインで初対面の方と接したりするのは苦手なほうだ。しかし、思い返してみるとブログやら音声配信といったもの通して発信することは続いている。考えてみると、発信することは好きだが、受け取るコミュニケーションは選んでいるということで、単にわがままな人間なのかもしれない。自分の人生だから、自分のやりたいようにするのが良いと思っている。

■書いた人:Aristo 

Spoonという音声配信アプリで配信したり、アーカイブを残しています。

https://www.spooncast.net/jp/profile/314699533/board/dj?t=all

https://twitter.com/aristocalm

 

本好き社会人が音声配信アプリSpoonを1年半続けた感想_Aristo

明らかにSpoonのメイン層とは異なる、本好きで一般的には真面目と捉えられ、声を聴くと理系とかロボットとか言われる人間が、1年以上配信を続けた結果を書きます。結論から書くと意外と楽しかったですし、繰り返し通ってくれる方も現れました。私の場合は生活を通して考えたこと思ったことや、最近読んだ本の話等をしています。

#Spoon DJのアリスト(本、生活の話等)のページ
https://spoon.onelink.me/Uuzo/6ylgp5ae

 

■Spoonとは

音声配信プラットフォームは色々ありますが、Spoonは比較的若いユーザーが多く中学生や高校生も多いです。所謂イケボ・カワボと呼ばれるカッコいい声・かわいい声の配信者や楽器演奏や歌唱が人気の配信者も多いです。真面目な話をする配信も探せばある程度ありますが、メインストリームではないです。

 

■私が考えるSpoon配信の良いところ

①話すことで自分の考えがまとめられるので、ブログや日記的なメリットがあります。声を出す機会が少ない暮らしをしている人は、声を出すことで多少元気が出る等の効果もあるかも。

②リアルで生活しているとどうしても似たような属性の方に囲まれがちですが、Spoon配信では普段接点がないような方と接することもあり、世界が広がり面白い。(大変になることもある)

③配信をアーカイブ(キャスト)に残せるので、あとで自分で聞き直すことも可能。昔の自分が今は全然忘れたことを話しているを聞くのは面白いです。また、時間の都合で参加できなかったリスナーさんに聞いていただくことも可能です。

④音声配信プラットフォームの中では人口が多そう

⑤リスナーとしては、自分が知らない職業の世界が聞けたりするのが面白かったです。飲食店経営者の話、マスコミの記者の話、鯛の養殖の話等。

 

■私が考えるSpoonの微妙なところ

①キャスト(アーカイブ)の再生速度を加速できないため、聞く効率が低め。(もともと早口なら関係ない)

②配信やアーカイブをSpoon外から見つけにくい。当たり前といえば当たり前ですが、音声データかつSpoon上のものなので、Youtubeの動画や文字ベースのブログのように、検索エンジンから見つけていただくということが出来ないです。

考えてみましたが、意外と微妙なところ少なかったです。なかなか枠に新しい人が来てくれないこともあったりしますが、そこについては文句を言うほど努力してないので私は言う資格がないです。

 

■私のSpoonの使い方

自分の場合は、最初の1-2カ月は聴き専(聞くだけで自分は配信しない人)として参加し、その後ひっそりと配信を始めました。

Spoonの仕様上、自分のファン(フォロワー的なもの)が配信をしていると表示される位置があるので、最初のうちは自分がファンポチ(フォロー)している配信者さんが来てくれたりします。

また、新着ライブ順に見ていく方やカテゴリごとに見ていく方もいるので、まったく関係のないところから新規で来てくださる方もいます。

私の場合は3カ月程度ほぼ毎日配信で実施した結果115fan程度までは到達し、その後疲れたので、自分がやりたいペースで週一前後程度で続けていました。聞く方のご都合を考えるといつも同じ時間で実施し、Twitter等でも告知するのが丁寧ですが、特にそういうこともしていないです。

毎週気分で1時間程度の配信を1-2回程度、アーカイブを残しながら実施してますが、ありがたいことに5名前後程度、定期的に通ってくださる方が残っている状況です。配信を始める前は自分の話した内容を、ネット上の誰かが好んで聞いてくれるということは考えにくかったですが、やってみるとそういう方も現れたりするので、面白いものだと思います。いつも聞いてくださっている方々には感謝しています。

 

■やってみようか悩む方へ

やってみてつまらないと思ったらやめたらよい話なので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。誰も来なくても話していると誰かが来たりします。私は配信開始後25分間程度、誰一人来ない間に、青空文庫から太宰治さんの『走れメロス』を朗読していたことがありますが、続けていたら人は来ました。

 

■おわり

この記事は、私がHatena Blogで書く1記事目です。今後は配信で話した内容を文字で簡潔にまとめるか、あるいは普通のブログとして、私が生活していくうえで考えたこと・感じたことや、読んだ本の話等していこうかと思います。